統合失調症と双極性障害

男性

薬の服用は継続して

二大精神病と言われるものに、統合失調症と双極性障害があります。どちらも妄想や幻覚を見ることがあるのが特徴です。統合失調症は誰も言っていない悪口が聞こえてくるなどの妄想を陽性症状、疲れやすくやる気が起きないなどの症状を陰性症状として、症状を大別しています。診断はこれらの症状が1ヶ月以上継続して現れ、生活が困難になっている場合に下されます。生涯有病率は120万人に1人で、思春期から20代半ばに発症しやすく、患者の男女差はありません。薬物療法と認知行動療法などの心理社会的治療を併用した治療が行われます。急性期には現在出ている症状を軽減させることを第一として、回復期には状況を理解させることを重視し、維持期にはリカバリーを目指します。一方の精神病である双極性障害は、入院治療が必要なほどの躁状態とうつ状態が交互に現れる疾患です。躁状態は生命力に溢れる超人のような状態で、そのスイッチが切れると一転してどん底にいるかのようなうつ状態となります。治療は投薬治療と社会リズム療法などの心理社会的治療を組み合わせるのが一般的です。これを双極I型障害と言いますが、入院は必要ない軽躁状態が現れる症状は、双極II型障害と診断されます。ただ、うつ病に近い場合などもあるので、診断や治療法の選択がやや難しいです。精神病の中でも怖いイメージが先行している統合失調症ですが、診断後治療を始めた患者の約20%は、スムーズに軽快へと向かいます。そして、40%から50%の患者も症状はなくならないものの、日常生活に差しさわりのない程度に回復します。しかし、残念ながら20%から30%の患者は陰性症状や生活障害が出て、社会支援がいる場合が多いです。また、回復しても統合失調症は再発率が高く、服用を中止すると1年以内に約80%、2年以内にほとんどの人が再発しています。精神病においては、再発を繰り返すことは避けるべきこととされます。何度も病気を繰り返していると薬物療法の効果も無くなっていき、社会的機能が失われていく原因になるので、嫌でも処方された薬を飲み続けることが重要です。双極性障害の内、特にII型が早い段階で再発予防が考慮され、投薬しながら心理社会的治療を行うことで病気をコントロールしていきます。I型でもⅡ型に近い双極性障害と診断された場合はⅡ型の治療に準じますが、うつ病に近い場合は抗うつ薬を使うなど、治療に工夫が必要です。そして、統合失調症と同様に処方される薬を飲み続けることが大切です。薬を飲んでいる限り治っていないと気に病む人が多いものの、元々根治は困難な疾患です。これは発症の原因が分かっていないからで、アレルギーと同じと考えれば、薬を飲み続けることへの抵抗感も薄れるかもしれません。

診察

対応が困難になる前に

一般的に精神病は診断後、薬物療法に家族心理教育などの心理社会的療法を併用した治療が行われます。これによって再発率を下げられることが分かっています。医療機関の受診が困難な場合は、保健センターなどに相談してみるのも有効です。

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医者

妄想を伴う心の病

妄想などに見舞われて社会生活に支障を及ぼすのが境界性人格障害であり、このほかにも統合失調症や双極性障害など、精神病には数々の種類があります。再発を防ぐため、統合失調症は寛解期に入っても、医師の診断と指導に従って服薬を継続するのが基本です。

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男性

かかる前にやること

精神科にかかる場合、自分に精神病になるきっかけがあったのかどうかと、各種保険証、そして予約が必要です。診断後の通院と治療には、医師に信頼をおき、二人三脚で改善に努めるのが大事です。治療では、自分の考えていることをストレートに伝えましょう。

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看護師

心の通った治療で治そう

距離的に通院しやすく、精神療法にも力を入れている精神科を選んでおきますと、効率的に精神病を治療できます。初診で精神病診断を受ける場合、69才以下なら保険を使えば3,000円ほどの診察費ですが、治療費が増えた時は各種医療制度を利用しましょう。

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