心の通った治療で治そう

看護師

制度の活用もおすすめ

患者ごとで異なりますが、精神病の治療は長期に渡るケースも多いですから、通院先は距離的に通いやすい精神科を選んでおくと後々便利です。そして、精神病の治療は薬物療法と休養のほか、メンタル的な学習も有意義ですので、精神療法に力を入れている医療機関もチェックしておきましょう。中でも認知行動療法などは精神病の治療でも広く行われており、これを受けることで思考の歪みを修正できます。治療方法には認知的な側面から改善するスタイルと、行動面を修正する方法があるため、どちらが適切かを診断で見極めることも大切です。そこで通院先には、医師の診断とカウンセラーの精神療法が連携している精神科を選んでおきますと、効果的な治療が受けられます。そのほか、診療所はある程度の症状までなら診てくれますが、重度の症状では対応できないクリニックもありますから、必要に応じて事前確認が必要です。同様に、依存症由来の精神病では専門的な治療が必要なため、その際は重症患者や依存症に対応する精神科病院を中心に探しましょう。また、心を治療するには相性の良いドクターを主治医に選ぶことも欠かせませんので、心が通じ合える医師をお選びください。ただし初対面でいきなり心が通い合うとは限りませんから、ある程度診察を重ねてお互いの距離を縮めていくことも大切です。それゆえ初回の診断だけで、相性がイマイチだからといって、受診先をコロコロ変更するは良い選び方ではありません。外来で精神病の診断を受ける時も費用は気掛かりですが、健康保険を使えるので、自由診療のように全額負担となることはありません。年収などによっても違いますが、基本的に69才以下だと3割負担となり、後期高齢者なら1割負担になります。そのため69才以下の人なら初診で3,000円程度、75才以上の人なら1,000円ほどの診察費が相場です。診断に際して検査などが追加された場合はその料金も加算されますが、合わせて6,000円前後で済むケースも多くなっています。医療機関によっては初診で実施する検査メニューが定まっているため、電話で問い合わせれば概ねの費用を案内してくれるかもしれません。このほか、精神科では精神病であることを証明する診断書も発行してもらえますが、この費用には保険が使えず、料金も医療施設ごとで異なります。簡素な書式なら3,000円前後までの場合が多く、込み入った内容であればその倍の値段になるのが一般的です。診断書の使用目的によっては10,000円を超えるケースも少なくないので、診断書の作成だけで精神科を利用するなら、事前に費用を比較した方が良いでしょう。そして、精神病の治療では自立支援医療や高額療養費制度が利用可能で、前者は外来治療費を、後者は高額な入院費などの一部を国が支払ってくれます。医療費の負担を低減できることで評判の制度ですから、治療費が増えてきた時は積極的に使うと良いでしょう。

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